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大物造りの極意

 私が何故大物造りを得意とするかというと
 40年前ロクロをやり始めたころ、筒あげ1000本と
 教えてくれた四日市の木村元次さんが
 当時、大物を
 
 さも、面白そうに楽に軽々と一気に挽くのを
 目のあたりに見て
 
 「凄い!!」

 と感銘を受けて「よ~し!!」と思いやったものです。

 陶芸を初めて29才の時初めて日本伝統工芸展に誘われるまま
 何も知らずに初めて大皿を出品して見事選外!!

 展覧会場に観に行き納得。

 翌年どこが良かったのかわからないまま初入選!
 
 その意気込みで大皿・大鉢を随分造ったものです。

 大物は身体全部を使って造るので
 思いっきり一気に仕上げます。

 ぐい呑みなど小さなものは返って疲れますます。
 だから、ついつい大きなものを!!

 皆さんも思いっきりやってみてください。

 コツは昨日のブログに載せたとおりです。
 ロクロの回転・ズピード・力を加える角度。力量のバランスです。



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公募展

 公募展も全国的なものから各地方の公募展まで
 いろいろ多種ありますが、当倶楽部の会員さんにも熟練者には
 なるべく出品するように、勧めています。

 何故なら出品することにより他の人の作品にも触れ
 沢山の他のジャンルの人達との出会いもあり、視野が広がり
 また、刺激を受けることにより、より感性を高めることができると
 思っているからです。

 私自身も若いころ、まだ陶芸の世界をよく分かっていなかったころです。
 いろいろな作品を見ても、何が良くて何がダメなのか、全く分かりませんでした。
 
 日本伝統工芸展に出品し陶芸の世界も少し理解できたものです。
 工芸には現代工芸・伝統工芸と大きく2つの分野がありますが、
 それぞれの分野にとらわれることなく
 自分に合ったものを造れば良いと思います。

 工芸の世界も常に進化していかなければいけないと思います。

 30年くらい前のこと
 大阪の金工で人間国宝の角谷一圭先生の言葉が今も想い出されます。

 「あのなぁ!古野さん!人が欲しがるような作品で、そして展覧会で賞をもらえる様な作品を造らなあかんで!!」
 
 と言われたことを、本当にその通りだと思い
 今に至っています。
   
 公募展には入賞・入選・選外があります。
 自分の時もドキドキしながら結果を待ちますが、教室の会員さんからの
 結果報告待ちは、自分のことのように緊張します。


 これは「第6回陶芸ビエンナーレ‘99」で入賞した作品が載った新聞の切り抜きです。
  



12/1~5
 北浜・大阪美術倶楽部で個展を開催します。

 
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胴返しの袋もの

  陶芸の道に入り、ロクロを習い始めたころ
 寸胴千本、次は「胴返し」の壺を練習すると良いと言われて
 丸く膨らますことを良く練習しました。

 「胴返し」とは、縦と横が同じ寸法の丸い壺いわゆる袋ものを言います。

 自分の経験をふまえて教室でも、大物造りに挑戦する会員さんには、
 この「胴返し」の壺の練習を勧めています。

 今、教室の会員さんでまだ若い人ですが
 10Kぐらいの粘土で練習をしているのですが、今日は見事に 

 上手に出来ていました。↑

 そして、この作品↓は、かなりのベテランの人ですが

 胴返しの壺にマスキングして、こんな素晴らしい作品に焼き上がっています。

 基本をしっかり練習して、ロクロに載せた粘土を使い切り、豊かな作品造りを
 目指すよう指導しています。



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弾ける!

 今回、久し振りの個展を開催するにあたり、少し緊張して作陶しています。
 今日も、ガス窯を一日がかりで詰めたところです。

 この年齢になって作陶するにあたり
 従来の造りから、
 もっと弾けた!
 もっと殻を打ち破った!
 アッ!と驚くようなものを作りたいと思う昨今です。

 若い人達に負けないような斬新的な、この碧に似合う造りを
 思い切ってやってみたいと考えています。

 作品は作者の生き様だから、熱いものを感じてもらえるものを発表します。
  




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筒1000本

ロクロを習いはじめた頃、四日市の木村元次さんから
「筒を1000本挽け!!」と言われ我武者羅に練習しました。

 300~400本位やり終えたころには
 一尺の寸胴が、あっと言う間に挽けるようになり
 ロクロの面白さを感じたものです。  

 これは、そのころの40年前の作品です。
 鉄釉にイス灰を施けて焼いています。
 まだ、下の方に土が残っていて、少し重たく今では工房で道具入れになっています。 

 入っている鹿のツノも、その頃奈良の山中で拾ったもので、
 作陶の造形に使っています。


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